SEA BREEZE

アルバム『SEA BREEZE』の概要

1981年6月21日にリリースされた『SEA BREEZE』は、アーティスト角松敏生の記念すべきデビューアルバムです。この作品は、名高いミュージシャンたちがサポートメンバーとして参加したことでも注目されています。村上ポンタ秀一、後藤次利、斎藤ノブ、そして鈴木茂など、多彩な才能が集結したこのアルバムは、当時の音楽シーンに新しい風を吹き込みました。

アルバムの背景とリリース

『SEA BREEZE』は、角松敏生のデビューシングル「YOKOHAMA Twilight Time」と同日発売されましたが、カップリングの「Summer Moments」はこのアルバムには収録されていません。このデビューアルバムには、「Still, I'm In Love With You」や「Wave」などの名曲が収められており、後にさまざまなベストアルバムにも収録されました。具体的には、バラードベストアルバム『T's BALLAD』や、1981年から1987年のベストアルバム『1981-1987』、さらにリメイク版の『REBIRTH 1 〜re-make best〜』にもそれぞれの楽曲が収録されています。

アルバムの再録音とライブパフォーマンス

2016年には、デビュー35周年を記念し、『SEA BREEZE』のアナログ・マルチ・テープをもとに再録音が行われました。このリテイク＆リミックス・アルバム『SEA BREEZE 2016』は、角松自身の監修のもとでミックス・ダウンされています。同年の7月2日、横浜アリーナでのデビュー35周年ライブでは、レコーディングに参加した村上ポンタ秀一がゲストとして登場し、オリジナルのアレンジに忠実に楽曲が演奏されるという特別なコーナーも設けられました。

収録曲と参加ミュージシャン

このアルバムには、以下の楽曲が収録されています。全ての作詞と作曲は角松敏生が手掛けており、バラエティに富んだ楽曲が楽しめます。

• - Dancing Shower (4:45)
• - Elena (5:23)
• - Summer Babe (6:14)
• - Surf Break (5:11)
• - YOKOHAMA Twilight Time (5:14)
• - City Nights (4:51)
• - Still, I'm In Love With You (6:23)
• - Wave (6:23)

参加したミュージシャンは、角松敏生がボーカルを務め、村上秀一や林立夫、上原裕、後藤次利らがドラムやベースを担当しました。その他にも、キーボード、ギター、パーカッションなど、多くのアーティストの技術が融合しています。

このように『SEA BREEZE』は、数々の名曲と才能が結集した作品であり、角松敏生の音楽キャリアの第一歩を印象深く刻んでいます。

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